子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

第7回 国分一太郎「教育」と「文学」実践研究会・ご案内

第7回 国分一太郎「教育」と「文学」実践研究会・ご案内

日時 2013年 11月2日(土) 午前9時~午後5時

場所 豊島区立文成小学校 

東武東上線の池袋駅から2つ目、下板橋駅下車。徒歩3分ほどです。
下の地図をご参照ください。

《報告者予定》

◇梶谷 陽子さん 

◇片桐弘子さん

◇小美濃 威さん

報告者の紹介

□梶谷 陽子(かじたに・ようこ)
 言葉が足りない子、言葉を被害妄想的に聞いてしまう子、子供同士のトラブルにはこんなことから始まってなかなか修正がきかなくなっていることがあるようです。
 今回のように会話に気を付けて取り組んでいくことで、周囲の人の考えをより多く知り、自分の言葉を大切にしていくのではないだろうかと考えました。より早い段階で自分だけの話ではなく、友達や周りの人の話を意識して聞き、判断するようになることは、学習・生活を含めた学校生活を送る中では子どもたちにとって大きな助けになると思います。
 教師になってから、書くことは意識して取り組んできました。しかし、低学年を何回かもつうちに、なかなか書く力がつかないと思うこともありました。会話というひとつのことに注目して指導することで、子どもたちは書くことの手段をひとつ手に入れ、作文では子どもたちの生活が生き生きとしてきました。2年生での取り組みの経過を報告させていただきます。

□片桐 弘子(かたぎり・ひろこ)
 教師になることが夢であった私は、指導の方法も分からないままに、私の子ども時代のように、受け持った子どもたちにすぐ、日記帳を持たせ、作文や詩を書かせました。その当時読んだ『作文と教育』の生活綴方史・長野県に「長野県の作文教育全盛時代」が、私の小中学校時代とぴったり重なることに驚きました。「私の中に信州の作文教育の先生方の血が流れている……」などと格好づけて思い続けて来た気がします。
 豊島作文の会や理論研、作文の大会等々で学び実践してきました。
 退職後、公民館で講座を任されたときは、「教室ではない」負い目と不安がありましたが、長いこと続きました。教室とは異なった面白さもありました。国分先生の*『日本の児童詩』をテキストにしました。多くの方々から批判や応援をいただきました。「17年間をまとめ」切ってはいないと思いますが、報告させていただきます。

□小美濃 威(おみの・たけし)
 30年以上に渡る現役生活が終わりました。その間ずっと書く事、読み合うことを大切にしてきました。特に人間、とりわけ家族と友達、中でも友達のことを数多く扱ってきたように思います。桃井第五小学校での4年間は科学的概念の完成期と言われる3、4生を続けて担任してきました。
 報告する実践は、朝日新聞の「花まる先生」(2013.3.31)で取り上げられたものです。4年生のまとめとして「この10年間で1番心に残ったことを書こう」という指導題目をたてて取り組みました。
 東京教研、全国教研で提案し、朝日新聞社から取材の話があったとき、一度は断ろうと思いました。しかし、今、生活を書く事が軽視されている時代に、多くの仲間を励まし、国民への訴えかけができるまたとない機会と考え直し引き受けることにしました。その時のDVDと授業記録を中心に提案させていただきます。
 無事終了
 遠くは、岡山県・山形県などからも参加してくださる方がおりました。3人の報告は、内容の濃い実践報告でした。会が終わり、池袋に出て、懇親会をして、交流を深めました。11月2日は、都合が悪いという人が何人かおられました。来年は、参加しやすい日程を考えます。


 


より大きな地図で 豊島区立文成小学校(東京都豊島区池袋本町4-36-1)への徒歩ルート を表示


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