第8回 国分一太郎「教育」と「文学」研究会・ご案内
第8回国分一太郎「教育」と「文学」研究会のご案内
国分一太郎「教育」と「文学」研究会会長 田中 定幸
国分一太郎・こぶしの会会長 大江 権八
国分一太郎のふるさと東根からは、さくらんぼの便りが届く季節となりました。お元気でお過ごしのことと存じます。第8回国分一太郎「教育」と「文学」研究会のご案内をさし上げます。
これまで18年間「こぶし忌」という名で、国分一太郎の業績を偲んできましたが、7年前、没後20年を記念して、頭書の名称で研究会を続けております。
昨年は、東根市をはじめ、全国の方々とともに「国分一太郎生誕100年の集い」を盛大に行うことができました。念願の記念碑も皆さんからのご寄付によって、国分一太郎の赴任校であった長瀞小学校(現在の長瀞公民館)に建立され、「君ひとの子の師であれば」の直筆の文字が、わたしたちに語りかけてくれています。
ご承知のように、国分一太郎は、1911(明治44)年東根市に生まれ、1930(昭和5)年長瀞小学校の教師となりました。そして、生活綴方教育とその運動、想画教育などの実践研究にとりくみました。
戦後は、日本作文の会・新日本文学会などで、数多く提言をし、児童文学者・教育研究者として民間教育運動のリーダー的存在でもありました。1985(昭和60)年2月東京都でその生涯を閉じ、現在は東根市津河山の里で安らかに眠っています。
今年も東根市教育委員会等の後援をいただき、国分一太郎生誕の地で、下記のとおり研究会を開催いたします。多数の方々のご参加をいただきたいと思っております。研究会へのご参加、ご協力をよろしくお願いいたします。 温泉につかりながらの交流も深めたいと思っております。
記
一 日程 2012(平成24)年7月21日(土)~7月22日(日)
《第一日目》 7月21日(土)
研究会(第一部) 13:30~16:30東根公民館℡ 0237-42-0107
墓参 17:00~17:30 津河山
交流会 18:30~21:00 青松館
《第二日目》7月22 日(日)
研究会(第二部) 9:00~14:30 さくらんぼタントクルセンター
℡ 0237-43-1155
見学 随時 「国分一太郎資料展示室」「教育碑」
二 研究会
《第一部》7月21日(土)13:30~16:30 東根公民館
セレモニー 作品の朗読と音楽
「君ひとの子の師であれば」「最上川」など
特別報告 「60キロ圏外まで逃げないと」
― 震災と原発事故後の生活を綴る ―
藤田 美智子(福島市立平野中学校教諭)
《第二部》7月22日(日)9:00~15:00さくらんぼタントクルセンター研究報告・分科会9:00~12:00
① 「詩を書こう」~詩心を見つけ詩心を育てる~
鈴木 由紀(東京・豊島作文の会)
② 「言語教育」の大切さとその指導
~こうすればよくわかる日本語~
(岩手・国語サークル)
③ 「作文の作品分析の仕方」
日色 章(千葉・綴方理論研究会)
④ 「国分一太郎の未刊作品について」~先輩教師に学ぶ~
山田 亨二郎(山形・国分一太郎資料収蔵室勤務)
記念講演・全体会 13:00~15:00
「ぼくらの日本語は、生き残れるか」アーサー・ビナード(詩人)
三 研究会参加費 1,000円(資料代を含む)
四 宿泊
宿泊代 11.500円(交流会の費用・昼食代を含む)
宿泊場所青松館(山形県東根市温泉町1-20-1
電話 0237-42-1411)
山形新幹線さくらんぼ東根駅下車タクシーで10分
山形新幹線村山駅下車タクシーで8分
五 主催 国分一太郎「教育」と「文学」研究会
国分一太郎・こぶしの会
後援 東根市教育委員会 東根文学会 東根市音楽連盟 東根芸術文化協議会 長瀞地区区長協議会 山形新聞・山形放送(現在申請中)
六 申し込み先 〒155-0033 世田谷区代田6-19-2
国分一太郎「教育」と「文学」研究会(事務局) 乙部 武志(宛)
電話 03-3468-0973 FAX 03-3465-2767
*宿泊を希望される方は、7月7日(土)までに、葉書・FAXで申し込んでください。
*土日往復割引があります。1ヶ月前より販売しています。「夏休み」と重なります。キップはお早めにお求め下さい。