子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

綴方理論研究会 10月例会のご案内

綴方理論研究会 10月例会のご案内

と き 2011年10月27日(土) 午後1時より 

ところ  乙部武志宅(東京都世田谷区代田6ー19ー2 )


地図はここ!
(分からなくなった場合は、03-3468-0973 乙部邸へTELを)


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◇講義・乙部武志さん 
 とつおいつ 52


◇提案 『家庭科教育と作文教育』ー校内研究の言語活動

                  提案者 田中紗都美さん

★前回初参加の新任の吉成さんが、日記指導をされていると言うことで、急きょ報告をお願いした。クラスの中で、なかなか日記を書いてくれない3人の初期の児童作品3編と比較的表現力のある児童作品1編を検討した。特に表現力の乏しいと言われる児童が書いた作品を分析した。日記を始めた頃の作品であるが、その子なりに担任に精一杯答えて書いていたのではないかと言うことを、文章に即して具体的に考え合った。それが次第に書かなくなったのは、そこに行くまでにその子なりの表現に対して、励ましがやや弱かったのではなかったかという指摘が出された。もう一度、その点を大切にしながら子どもと向き合うことを期待して、今後の期待に託した。

★田中さんの週一日記の勧めは、文章表現力の停滞が叫ばれている中で、ギリギリ実践可能な重みのある提案であった。そのことを、若い教師にも気がつき広めていきたい理論化された提案であった。まだ途中の段階でもあるので、人数が少なかったこともあり、引き続き再提案をお願いした。今回は、前回のことを復習しながら、その後追加した分析も含めての再提案であった。長い実践に裏打ちされた重要な提起であった。各自この提起をうけて、もう一度自分のたどってきた日記指導を照らし合わせる必要をみんなで確認した。若い人は、まずこの理論を読み、、せめて「週一日記」を始めて欲しいと締めくくった。

★夏休みになり、第8回国分一太郎「教育」と「文学」研究会を 7/21~22に行った。100年記念集会より参加人数は減ったが、新たな人も参加し、充実した会になった。特にアーサ ー・ピナードさんの講演は、原発問題に多くの示唆を与えてくれた。今回その講演記録を、テープ起こしをした。「えのさんの綴方日記」の「講演の記録」に載せたので、ぜひご覧いただきたい。400字詰め原稿用紙50枚分の量であった。内容が今の時代にぴったりの重厚な記念講演であった。
 
★事務局会議10/11(木) 午後1時~  乙部宅。
 第6回国分一太郎「教育」と「文学」実践報告会 (池袋第2小) の案内状の発送作業。事務局員でない方も、参加歓迎。

★「君ひとの子の師であれば」〈新評論社〉の復刻版10月発売。
大変うれしいニュースだ。1959年に初版され、1983年が最後の出版以来の本になる。この本を手にした教師は、日本全国にたくさんおられる。昨年「生誕100年」の年に、「君ひとの子の師であれば」の教育碑を国分一太郎さんの勤めておられた山形県東根市長瀞小学校(現在長瀞公民館)の校庭に建立した。新しく装丁し、写真や解説文が添えられ、半世紀経った今でも若い教師には手にとって欲しい内容の濃い本である。もちろん何年か経ち、学級経営に悩んでいる教師にも読んでいただきたい。私も、新卒の頃、悩むとこの本を手にして、夢と大きな勇気をいただいて歩んでこられた。

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