子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

綴方理論研究会 2月例会のご案内(2019年)

綴方理論研究会 2月例会のご案内(2019年)

◆日時・場所    2月16日(土)午後1時~
◆場   所   駒場住区センター目黒区駒場1-22-4
*渋谷駅より、最後尾に乗車。京王井の頭線k駒場東大前駅下車。改札出口に、
 12時45分頃集まれば、一緒に直行。

◇講義・乙部武志さん とつおいつ 104回
◇提案1 田中さん、工藤さん作成のカードの検討(10月配布)
◇提案2 田中定幸さん
     ー国分ー太郎の学芸大学の最終講義の覚え書きその3ー
          

1月例会報告
◇参加者8人(田中・工藤・小山・高橋・添田・日色・左川・榎本)名前敬称略 欠席4名

★第2回講義題目「1930年前後として教師になった人たちのかかえていた悩み」
    ー私の覚え書き 一生活綴方が生まれる少し前の話一   田中定幸さん

◇話し合われたこと:
「事実と結びつけ・素朴な表現」をだいじにしだした
 国分が初めて担任したときの子どもたちは、あまりにもかけ離れている程度の低い子ども集団であった。そこで、真に正しい日本語の担い手にするにはと考えた。方言も大事にしながら、 誰にでも通じる日本語も大切にしていく。
①「読み方教育についての悩み」
②時代的な不況・貧困と教育の乗離
③「綴り方教育」についての悩み

新たな実践が生まれてくるその背景
①「綴方生活jの創刊とその影響②事実と結びつけ 素朴な
表現③調べる綴方
綴り方教育についての考え方とその実践
①「生活綴方」へ入る少し前の話
②「生活表現の綴方」「生命の綴方」「文芸的な綴方」などの影響③「綴方」と「読み方」 教育
④方言による表現の大切さ
★討議して大事にしたい考え
・「青年教師」達が偉くなると、むずかしい理論を語るようになった。国分もそれらの理論を学んだが、現場では何の実践にも役にたたなかった。
 国分は文章の「固着性」に目を向けることの大切さを訴えた。それは、「文章の詳細な読みを」否定し、さらには「単元を貫く言語活動」が強調される中で、 1つの教材を読み取る時間が少なくなっている現在の国語教育への痛烈な批判だ。
・くらしの中で使っていた生活語である方言を、教材文の1つひとつの言葉や文と対応させながら、発音、単語、ことばづかい・文法・短文構成・文章構成について、体験した事実やものやこと、あるいは経験をして理解していることを思い出させつつ、読み取らせていく。
 30年後の今の教育を考える、大きなヒントになる。

★田中さんが苦労して解説した「覚え書き」を読むことによって、国分さんの考えがよくわかる。引き続きよろしく。

★「想画」と「綴り方」一戦争が奪った子どもたちの“心”-2月9日(土)’テレビ朝日5チャンネルAM10時半~11時25分山形放送の全国放送!お忘れなく! (文責・榎本)



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