子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

綴方理論研究会 6月例会のご案内(2019年)

綴方理論研究会 6月例会のご案内(2019年)

◆日時・場所   6月8日(土)午後1時~
◆場   所   駒場住区センター目黒区駒場1-22-4
*渋谷駅より、最後尾に乗車。京王井の頭線k駒場東大前駅下車。改札出口に、
 12時45分頃集まれば、一緒に直行。

◇講義・乙部武志さん とつおいつ104回(しばらく休み)
提案1
「作文と教育」1953年と乙部さん司会の1982年8月号と「武谷三男」との論争比較検討(添田直人提案)を再度検討し合う

提案2
「生活綴方運動の全国的な発展とそれへの弾圧」
ー 国分一太郎・学芸大学特別講義「生活綴り方と昭和国語教育史」第5回 ー
                          提案  田中定幸 
          

《5月例会報告》
◆参加:田中・工藤・添田・左川・片桐・小山・日色・国分・早川・榎本  敬称略
◆報告事項:
・第15回国分一太郎「教育」と「文学」研究会 2019年7月20(土)~21日(日)に決定。 記念講演 田近淘一さん。
分科会に名乗り出て欲しい。
・「山本鼎の記念館」(上田市)訪問した話。片桐弘子さん。
・北海道生活図画事件(東京芸大)参加者 田中・左川・添田・榎本
★大須賀敬子さんから、2万円のカンパがあり。「教育」と「文学」 の方と、理論研究会にそれぞれ1万円の資金に分けた。

1950年代における生活綴方運動の評価 添田直人
「『豊田正子的作品』 と生活綴方」(「作文と教育」 1982年10月号)において、乙部先生は、1950年代における生活綴方をめぐる論争で、ひときわ目を引いたのは、物理学者武谷三男氏の「606号」論でした、と述べている。そこで、武谷技術論の内容把握を通じて、1950年代の生活つづり方運動を検討する。
資料として、
・「生活報方を考える(特別研究会記録)」「作文と教育」 1953年l0月号
・「生活つづり方運動の問題点」「思想の科学』 1954年8月号
・武谷三男『技術論」、『弁証怯の諾問題』 1946年所収
・「豊田正子的作品」 と生活繊方(「作文と教育」 1982年10月号)
1.武谷技術論の意義 2.武谷技術論批判 3.武谷三男による生活綴方批判の三つの柱立てを作り、資料にもとづいて、難解な問題を解説してくれた。この問題は、各自が資料を、もう一度読みこなして、次回に話を深めることにし、継続討議になった。
◆「生活綴り方の展開」覚え書き4  解説 田中定幸
国分の文集の中に「よく思い出して書いたなあ」という励ましの「指導語」 が出てくる。
五官をよく働かせた部分に、傍線を引きさらに七重丸をつけてほめる。 「生活のしぶりのよさ」について気づかせる。さらに概念くだきのために、 時・ところ・人もの、すなわち時間の関係、場所の関係、それから登場する人、そこで使われている「もの」などについてわかるように書かせる。「鑑賞批評」と「生活勉強」では、三段法の元になる考えが、すでに出来上がっている。
                                  (文責:榎本)

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