子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

込谷  雄様

込谷  雄様

 ご無沙汰しております。年賀状も出さずに失礼しました。この間、大田原和子先生のお宅に、長谷川政国さんと一緒に、車でおじゃましてきました。3月になったら、引っ越してしまうので、本の整理をしているから、欲しい本はあげるということでおじゃましてきました。今度、引越をされるところは、妹さんたちが住んでいる近くのマンションに越されるとのことです。
 さて、私の勤めている学校で、校内研究会がありました。その時に講師として見えた浅沼彌吉先生という方が、長野県の須坂市からお見えになりました。今年70才になると話しておりました。その時に、「上田薫先生」のことを何度も話しておりました。その方も、「初志の会」に入っておられて、長野県でご活躍されているようでした。終わったあとに、墨田区の区教研社会科は、ずっと問題解決学習を追求してきた会であると話しましたら、大変感激されておりました。その時に、 込谷雄先生のことも話題にさせていただきました。「どの子もどの人も幸せになる権利を持っている。」そういうことをいつも込谷先生が強調されていました。この考えは、上田薫先生も強調されていたことが分かり、うれしくなって、お手紙と資料を送らせていただきます。目がご不自由で、送るのもはばかれましたが、とりあえず、送らせていただきます。
 どうぞ、あせらず1日も早く元気を回復してください。
 なお、私の携帯の電話は、090-4920-7113です。お昼休みの12時20分から1時半までは、いつでもでられます。
 また、4時過ぎならいつでも電話に出られます。お元気なときに、お声をお聞かせ下さい。
2010.2.22(月)  榎本 豊
 この手紙が着いた頃には、なくなられておられました。4月の終わり頃に、大田原さんより、込谷さんは、2月26日になくなられたという連絡を受けました。誰にも連絡もなしに、旅立たれたとのことでした。謹んで哀悼の意を真心より捧げます。

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