子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

11月1日(金)川上哲治の訃報

11月1日(金)川上哲治の訃報

 一昨日、川上哲治さんが亡くなったと言うことが新聞に載った。楽天対巨人の日本シリーズの第4戦のときの試合開始前に、1分間の黙祷が捧げられた。川上さんの誕生の年は、私の母と同じ年だったので、93才の年と言うことは、すぐにわかった。川上という名前は、小学校1年生頃から覚えていた。ひらがなでなく、川上という漢字で覚えていた。その頃覚えた名前は、たくさんある。青田・大下・杉下・小鶴・藤村・西澤・鶴岡・金田などという名前を漢字で覚えた。それは、全てベーゴマという楽しい遊びの中で覚えたのだった。あの頃、つまり今から60年前の子どもたちにとって、憧れは野球の選手だった。 将来何になりたいかと言われたら、そのほとんどは、プロ野球の選手だった。そのくらいプロ野球が、子どもたちの生活にしみこんでいた。だから、子どもの大好きな遊びのベーゴマに、当時の活躍した野球の選手の名前があったのである。まだ、王・長島がプロで活躍する前の時代である。川上さんが、引退する年は、1958年と書いてある。ぼくが中学1年生のときである。巨人は、その年にセリーグでチャンピオンになり、日本シリーズで西鉄ライオンズと対戦している。川上もその試合に出ている。現役最後の試合である。巨人は、残念ながら、西鉄に負けてしまった。長嶋茂雄がデビューした年である。当時国鉄のエース金田正一と対戦し、4連続三振をしたことでも有名な話である。なぜか、この川上の引退試合は、今でもよく覚えているのである。この頃は、大の巨人ファンであった。心よりご冥福を祈る。

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