子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

2月1日(水)「道草を食べてしまったこと」を書いたD君へ 」

2月1日(水)「道草を食べてしまったこと」を書いたD君へ 」

 現職中にこの作品を書いてくれたD君が、時々学校を休んでいると、聞いて残念でたまらない。ぼくは、この作文がすばらしかったので、「東京の子」(東京作文協議会)に応募した。昨年の夏休みに入る頃、この作品が選ばれて、載ったという連絡を受けた。すぐに担任だったS先生の連絡した。早く送りたかったのであるが、この日の開校式まで延びてしまった。この間の梅若小の開校式の時に、PTAの役員をされていたお母さんにお会いできた。直接この本を手渡した。その折に、学校に休みがちであると聞き、びっくりした。D君は、昨年1年間、作文の時間に楽しく勉強してきた。なかなか、個性のある子で、いつも会うのが楽しかった。日記を、1週間に1度程度出してもらった。時々、怠けて出さないこともあったが、書けば、ユニークな文章を書いてくれた。また、授業中の発言も、自分の頭で一生懸命考え、すばらしい考えを出してくれた。そんな君が、学校へ休みがちになっていることが、とても残念だ。何が、原因なのか知りたい。そういえば、君は給食を食べるが苦手で、ずいぶん苦労していた。でも、担任のS先生に励まされながら、一生懸命努力する姿も知っている。時々、職員室で、カウンセラーのN先生と食べている姿も知っている。やがて、少しずつ食べられるようになってきた。それだけ君は、努力していたのだ。D君、君が書いてくれた道草の文章は、すばらしかった。だから、このホームページの低学年の作文にも載せてある。早く学校へ戻って、またユニークな姿で、友達や先生達と楽しんでほしい。まず、君に会って、話をしたい。

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