子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

2月7日(火)江口季好さんのこと

2月7日(火)江口季好さんのこと

 江口季好さんが、昨年亡くなった。91才であった。片桐さんや神奈川の久米武郎さん、千葉の日色章さんの4人で江口さんのご自宅に行き、墓前で手を合わせに行ってきた。その際に、奥様が丁寧なあいさつをして、対応して下さった。お年を聞くと、94才であると言うことで、大変しっかりしている方でした。書斎にぎっしりつまれた、たくさんの書物を見せていただいた。おじゃまするきっかけは、日色さんが「作文と教育」に載った江口さんの論文や実践の文章を、創刊号からすべてコピーし、5冊の本にしたものを、江口さんの元に送ったのである。すると、奥様は、たいそう喜ばれて、ぜひ我が家に来てほしいと招待されたわけである。そこで、我々もそこに便乗して、一緒に出かけたわけである。しばし談笑をして帰ろうとすると、帰っては困りますと言うことで、暫く話をしていた。すると、チャイムがなり、大きな鮨が運ばれてきた。勧められるまま、お寿司をつまみながら、しばし談笑した。

東京作文協議会に参加して

 それから1週間たち、東京作文協議会主催の「江口季好さんの実践に学ぶ」と言う学習会が開かれた。各地の若い会員が、江口さんの指導した作品を読み、その感想を述べたりした。豊島からは、鈴木由紀さんと、新卒二年目の藤林さんが発表した。片桐さんは、日色さんがまとめた5冊の膨大な資料を読み、江口季好さんに学ぶ「言葉を生きる力に」と言う話を30分ほど話された。江口季好さんの娘の連れ合いの三上達也さんが、「太田えびがに会での児童詩実践」を話された。江口さんがまとめた「えびがにの歩み」という資料が配られた。1952年5月8日、今井譽次郎氏の家に集まった。その時に中川忠子先生が話題提供のために「えびがに」と言う学級文集を持ってこられた。と言うところに目がいった。三上さんは、その時の中川さんの指導された文集も持参してくれた。そういえば、以前、中川さんから、「えびがに会」のことを伺った気がする。その際に、ご自分の文集の題名が採用されたと言うことを聞いたことを思い出した。中川さんは、その頃から作文教育を初めておられたんだなあと、改めて感動してしまった。会が終わった後に、2次会に行き、このことが話題になった。豊島からは、桐山さんも見えていたが、用があって、2次会は参加しなかった。中川さんのことを知っているメンバーが、何人かそこにいて、話が盛り上がった。寺木紹子さんや榎本典子や鈴木由紀さんも一緒であった。このことは、中川さんに報告しなければと思い、お手紙にした。資料も、一緒に入れておきますので、ご覧下さい。

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