子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

3月6日(火)久しぶりの下町散歩

3月6日(火)久しぶりの下町散歩

 前々から約束していた豊島作文の会の会員Kさんの提案資料を、印刷するお手伝いをする日であった。とにかく退職をしてしまうと、印刷する場所がなくなる。そこで、錦糸町駅から歩いて10分ほどの所にある組合事務所に出かけることになった。事前に委員長には連絡をしておいた。いつでも使って下さいと、ありがたいお誘いで、時々使わせてもらっている。午前10時に待ち合わせて、印刷を終えて、11時半頃には仕事が終わった。せっかく墨田区まで来てくれたので、スカイツリーを見学しに行った。とくに近くにスカイツリーの出来上がるまでを、丁寧に写真や新聞の記事などが並べられている読売新聞の出張所がある。そこへ案内したかったのである。一冊100円で5集までスカイツリーのことをうまくまとめている冊子が売られている。小中学生は、調べる学習にも活用できそうだ。そこを知ったのは、昨年の日本作文の会で「移動講座」を担当したことで覚えたのであった。スカイツリーの見学者は、今日もたくさん見えて、写真を撮ったりしていた。しかし、そこの場所は知らないで通り過ぎてしまうところにある。片桐さんは、5冊購入していた。わたしは、さくねんの夏以後に出来た4~5集の2冊を買い求めた。その後、隅田公園を通り、牛島神社を眺めながら、お昼をとることにした。せっかくだったので、昔よく行った小梅小学校時代の教え子の店にした。「レストラン吾妻」と言う大正2年創業のフランス料理の店である。ハンバーグとオムライスが特においしいので、半皿ずつの注文にした。久しぶりの目玉商品をいただき、お父さんやお母さんともゆっくりお話が出来た。お子さんのU子さんを担任したのは、30年くらい前である。小学校1~2年生の時である。彼女も結婚し、お嬢さんのお母さんになっているとのことである。お父さんとは、年賀状を交換しているので、おじいさんになったと言うことは知っていたのだった。たった2年間だけの担任だったのだが、「あのときの2年間の作文教育」のことをご両親そろって感謝してくれていることもありがたいことである。たまたま来ていた下の弟さんともお会いすることが出来た。小学校低学年の時の顔以来だったが、立派なおじさんになられていた。にこやかにあいさつされたときの顔を見ていたら、小学生時代の面影が残っていることに気がついた。楽しいひとときを終えて、帰りは墨田区役所をのぞいてきた。そこには、東京大空襲を2度と起きないようにと折鶴で作った大きなパネルが飾られている。そこを見せたかったのである。その横に、墨田にゆかりの人たちの展示が開かれていた。王貞治さんは、墨田区の名誉市民にもなっている。葛飾北斎は、90才まで活躍した浮世絵師である。墨田の本所に生まれている。富嶽三十六景は、世界の中でも評価されている。何回か見学していたのだが、片桐さんには、見て欲しかったのである。帰りは「芋きん」で有名な店でお土産を買い浅草駅へと向かった。たまには、外に出ることも体には、とても良い。

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