子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

6月18日(木)週1度は会いに行っている

6月18日(木)週1度は会いに行っている

 週に1度は、母の老人ホームへ出かけるようにしている。少しずつ記憶がまだらになってきているので、少しでも刺激を与えるためにもと思って出かけている。母は、昔から、果物が大好きなので、出かけるときには、必ず何かを持参している。今日は、リンゴとバナナとスイカを少しずつ切って持って行った。だいぶ暑くなってきたので、冷凍の氷を下敷きにして、車で40分くらいかけて着いた。ちょうど、午前のおやつの時間であったので、食堂にいて、お茶を飲んでいた。そのまま、部屋に車椅子を押して戻った。部屋の中で、次々とおいしそうにして食べてくれた。1時間くらいで、帰ろうとしたら、母の昔の教え子さんが見えた。私の顔を見るなり、「先生のお子さんですか?ひろしさん?」と弟の名前を言われて、びっくりした。「兄のゆたかです。」というと、私の顔を見ながら、懐かしそうにして下さった。 話を伺うと、我が家にも遊びに来て下さったようで、まだ、私が小学生になる前だったらしい。旧姓の松村という名前は、私にもかすかに記憶に残っている。北浦和小学校時代に、最初に担任した方であった。母と懐かしそうに対面して下さっていた。母の手を取り合って、本当に嬉しそうにして話をされていた。母も、その方の名前をきちんと覚えていた。「先生、私も後期高齢者になっちゃいました。」と言うことだから、今年75才の方である。子どもとしても、小学生だった方が、60年も経って、このように会いに来て下さると言うことが本当にありがたい。 
 お孫さんと一緒に過ごされて、その方が来年大学進学と言うことも分かった。将来は、養護教諭を目指していると言うこともわかり、娘の話もさせてもらった。帰りに、何か連絡することがあったらと、私の名刺を差し上げた。

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