子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

7日(土)

7日(土)

堤小学校の先生方・管理員さん方に

 本日は、お忙しい中、お別れ会に来てくださり、ありがとうございます。ぼくたちは、今、新しい仲間と新しい梅若小学校で元気に楽しく生活しています。
 堤小学校での思い出は、たくさんあります。広い校庭でたくさん遊んだことや、いろいろな先生に怒られたり、ほめられたりしたことは忘れません。
 一番忘れられないのは、『つつみんドリーム2010』や、閉校式などです。つつみんドリームでは、どの学年も必死にいろいろなことを練習していました。全校でやった、『ジョイフルジョイフル』という踊りは、大成功で終わり、たくさんの拍手をもらいました。
 閉校式では、『ストンプ』と『ジョイフルジョイフル』が、今でも心に残っています。練習の時に、副校長先生が泣いていたことも覚えています。
 閉校式の練習は、6年生が引っぱってやってくれました。
 堤小学校は、朝チャイムがなって、校門が開くと、必ず校長先生が出てきて、
「おはようございます。」
と言ってくださいました。校長先生、毎日校門の所で迎えてくださり、ありがとうございました。他にも思い出があります。
 どこの学校にもない、作文の授業がありました。榎本先生に教えてもらいました。
「めんどくさい。」
と思っていたけど、榎本先生に、
「文を書く力がつくよ。」
と言われてがんばってきました。今、思うと、とても文を書く力がついたと思います。  
 梅若小学校の4月、ぼくは、思い出しました。
 毎年4月になると、堤小学校が桜につつまれたことです。風が吹くたびに、花びらが落ちてきました。それを毎日そうじしていた主事さん方、ありがとうございました。
 4月になると、みんな桜を楽しみにしていたのではないでしょうか。校庭は、桜の花びらでいっぱいでした。そんな堤小学校で学校生活が送れて、よかったです。
 最後に、堤小学校で学んだ『思いやる心』や、『最後までやり抜く気持ち』を大切にしていきます。みなさんも、たまには、堤小学校での思い出を思い出してみてください。体に気をつけて、お仕事がんばって下さい。
 ありがとうございました。さようなら。 
 堤小学校代表  I・H
2011.5.6(金)

 この日、元堤小学校と元梅若小学校の教師と主事が、新しく統合した梅若小学校に招かれて『お別れ会』を開いてくれた。2つの学校の転勤・退職した数は、20人近くいた。実際は、6~7人くらいがいなかったので、13人くらいが対面していた。ひとりひとりへの挨拶はなく、6年生の児童2名が、それぞれの学校代表で挨拶した。
 『概念砕き』と言うことが、作文教育の神髄である。春樹さんは、見事にそれをやってのけてくれた。目頭が熱く感じる挨拶をもらい、ひとりひとりの挨拶の時に、思わず「春樹さん、最高。」と言う言葉を入れてしまった。そのあと、『作文教育』をやっていたわけを『はだかの王様』のアンデルセンの童話を引用しながら、話した。「『王様は、はだかだ。』と言った子どものように、いつまでもおかしなことは、おかしいと言える大人になってほしい。」と結んだ。王様は、はだかなのに、本当のことが言えない大人がたくさんいる。そんな大人にならないようにと言う願いを込めて、話した。「事実をしっかり見抜く力」をつける、『真実をつかませる力をつける』それが作文教育のもっとも大切なことなのだ。そのことを、昨日の、子どもとのお別れ会で感じた。

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