子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

10月10日(木) 神野直彦様

10月10日(木) 神野直彦様

神野 直彦様
 前略
 この度、私どもの研究会に来て、講演を引き受けていただき有り難うございます。 案内状が出来上がりましたので、ご案内させていただきます。
 この研究会は、私が最初に勤めた豊島区で出来たサークルです。豊島作文の会が誕生したのは、今から49年前の1970年でした。その最初の頃に国分一太郎先生に来ていただき、記念講演をしていただきました。当時池袋第三小が校の体育館に、たくさんの教職員や保護者の方を迎え、盛大に行われました。そのことがきっかけで、国分先生の自宅での研究会に参加するようになりました。国分先生はなくなるまで、その会は続けられました。亡くなったあとも、先生の理論と実践を継承し、広めようと今に至り、毎年国分先生のふるさと山形と、池袋で行ってきました。
 ご承知のように、学習指導要領から「作文」という言葉が消えて、20年たちました。
子どもたちから、「作文」というものを書く機会が奪われました。大学生になっても、まともな文章が書けないと聞いております。「アエラ」などで特集がありました。また、現場が忙しくなり、昔は、担任教師が、必ず「日記帳」を持たせて、子どもたちに文章を書かせるのが当たり前でした。今、現場で、日記を書かせている教師は、ほとんどいません。教師が、忙しすぎて、教科書にないことはやらないというのが現状です。そんな情況の中で、行われてきた研究会です。
 毎年池袋近くの公共施設を使ってきましたが、今回は、30名程度の施設切り取れませんでした。せっかく神野さんが見えるので、もう少し大きな部屋を確保しようと、他の区の施設に決まりました。70名確保できる部屋です。本当は、もっと大きな部屋も探したのですが、この場所に決まりました。
 また、せっかく神野さんが見えるので、新聞社にもお願いし、会のことを載せていただくことにしました。現在、朝日新聞の11月12日(火)の首都圏マリオンに載ることになっております。また、東京の私が所属している東京作文協議会のメンバーにも働きかけました。当日は、何人になるか把握できません。50名は、超えたらいいなと考えております。
 大変お忙しいところ、お時間を取って、私どもの研究会に来ていただき、本当に有り難うございます。
 なお、レジュメが出来ましたら、送っていただくとこちらで印刷しますので、宜しくお願いします。
 1年に1回、研究雑誌「紀要」も、作っております。8号が出来上がりましたので、合わせて送らせていただきます。
 研究会の2週間前10月26日(土)に、附属小学校中学校の同窓会がありますね。私は、参加の予定です。何かと忙しい日が続くと考えられますが、どうぞ宜しくお願いします。
2019年  10月10日 55年前の東京オリンピックの開会式の日に

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