子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

10月29日(火) 2年ぶりの同窓会

10月29日(火) 2年ぶりの同窓会

 3日前の10月26日(土)に、埼玉大学附属小学校・中学校の同窓会があった。この同窓会は、2年に一度、持ち回り幹事で行うようになっている。小学校は、3クラス、中学校は4クラスあった。わたしは、小学校3年生の時に、途中試験を受けて入学した。その頃は、与野に住んでいて、与野駅から北浦和駅まで、電車で行き、駅から歩いて15分以上かけて通っていた。中学1年の時に、浦和に転居した。附属中学校は、自宅から歩いて15分くらいのところにあった。2年前は、私に幹事の依頼があったが、透析が始まっていたので、ちょっと自信がなかったので断った。あれから2年たち、みんなはそれなりに年を重ねてきた。今年74才になる。それぞれのテーブルには、5~6人の人が座っていた。1クラス平均10人くらいの人が集まってきていた。会が始まって、しばらくたつと、1時間ほど遅れてきた神野さんが、わざわざわたしのテーブルまできて、「このたびはいろいろありがとう。」とわざわざあいさつに来てくれた。わたしは、そのときに、事前に持ってきた研究会の場所の地図を、手渡した。
 2年前はなかった近況報告が復活した。A組から、順番にそれぞれの想いを語っていた。なかには、自分の連れ合いを亡くして、涙ぐみながら話す人もいた。女の人は、自分より上の人と結婚する場合が多いから、80歳前後の人もいるのであろう。何十億という借金を抱えて、なんとか今生きているという人もいた。老人ホームに入る準備をしている人もいた。ジムに通っている人、畑仕事に精出している人、ゴルフを楽しんでいる人。みんな思い思いに語っていた。
 わたしの番が巡ってきた。「透析を始めてから、4年目を迎えました。私は、この同窓会というものにとても感謝しております。それは、今あら18年前、神野さんが「人間回復の経済学」(岩波新書)の本を持って、参加者全員に配ってくれました。私は、その本を読んで感動しました。以後、神野さんの出版した本は、ほとんど読んでおります。また、私の小学校最後の研究授業には、講師としてきていただきました。また、来月11月17日(日)には、私たちの研究会に来て、記念講演をしていただくことになっています。1週間前の11月12日の朝日新聞の朝刊にも、このことが記事に載る予定です。関心のある方は、資料がありますので、どうぞ。」こんなようなあいさつをして、席に着いた。終わってから、何人かの人にその案内状を手渡した。私の席には、赤津夫人の柳沢さんが来て、となりの人としゃべっていた。「孫が本が好きで・・・。」という声がきこえてきた。私は、持ってきた「作文名人への道(中学年)」の本を手渡した。読んでくれればありがたい。

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional