子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

2月23日(火 )二つのクラス会

2月23日(火 )二つのクラス会

 先々週と、先週の土曜日、それぞれクラス会があった。先々週は、豊島区立池袋第三小学校の最初の教え子で、先週は、墨田区立小梅小学校の最後の教え子たちであった。二つの学年は、良く連絡を取ってくれて、2年に1度は開いてくれる。最初の教え子は、今年56歳になっていた。この学年は、去年も開いてくれた。その時は、3クラスの同学年の同窓会だった。1年も経たないうちに開いたので、参加率は、悪かった。それでも、男子12名が見えていた。女子は、あとから挨拶だけしに、岩田さんと秋山さんが来てくれた。池袋の厚木君の寿司屋で開かれた。この位の人数であると、結構色んな話ができた。


池袋の厚木君の寿司屋で1


池袋の厚木君の寿司屋で2

打診なしのクラス会

 先週の小梅小のクラス会は、葉書が2ヶ月以上前に往復葉書で届いた。その葉書は、いきなりクラス会のことが書かれていて、ビックリした。事前に打診もなく、来た葉書で、驚いてしまった。ちょっと予定も入っていたことだし、今回は、欠席と決め込んでいた。締め切り2週間前になり、予定が入っているので、残念ながら欠席しますと、返事を書いてポストに投函した。その後何の連絡もなく、クラス会も間近に迫ってきた。直前になって、幹事のIさんから、メールが届いた。「先生に事前に連絡なしでやるなんてというお詫びの件と、先生に来てもらえるように何とかお願いしてほしいと依頼があり、メールしました。」と言う内容であった。たいした用事でもなかったので、何とか予定を変えて、出席すると返信した。しかし、なんでメールだけで済まそうとするのだろうかと、内心あまり良い気持ちはしなかった。その後、何日かして、いつも出席してくれている渡辺由紀さんから、電話があった。「先生、幹事が連絡なしで、いきなり開くことになりごめんなさい。何とか来てくれませんか。」と言う懐かしい声が聞こえた。「幹事からメールが来たので、出席すると、メールしました。」というと、「ええ、なんでメールなんかで依頼するんですかね。」と、呆れた声が返って来た。幹事には、出席の返信をしておいたので、必ず行きますと言って電話を切った。この由紀さんからの電話で、すっきりした。何でもメールで済まそうとする世の中である。本当に事務的なことなら、それでも構わないのだが、一番大事なことは、やはり直接電話で話をすることが、大切である。その辺のことが、最後まで分からなかったようで、残念であった。
 雨の中だったが、「作文名人への道」の本を、出席者分持って参加した。わざわざ、来てくれるので、感謝の気持ちを込めて、贈呈した。先生から一言お願いしますと、挨拶を頼まれた。「今回、渡辺由紀さんからの電話の依頼があって、出席する気になりました。」と最後に付け加えた。一生懸命やっている幹事さんには、申し訳ないが、そのことを付け加えて、挨拶の締めとした。今年42歳になる子どもたちである。その後、和気藹々と、楽しく語り合った。帰りがけに、幹事の2名が出てきて、今回のことをわびてくれた。それで、心のもやもやは、晴れた。茨城から来た森泰子さんも、わざわざ私の所に来て、「先生お元気で。」にっこり笑って挨拶してくれた。心の中がすっきりして、その場をあとにした。
 次の日に、幹事ではない小林秀徳さんから、メールがあった。「なくなった、箱崎恵理さんの墓参りに行きたいので、一緒に行ってくれますか。」と言う依頼のことであった。私が帰ったあとに、そのことが話題になり、決めたのだろう。良い仲間意識の子どもたちだなあと、感心して、メールには、参加しますと返信した。
 クラス会を開いてくれることは、教師として、大変ありがたいことなのだが、今回の件は、「ビックリぽん。」であった。

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