子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

3月11日(月)『原発反対集会に参加して』

3月11日(月)『原発反対集会に参加して』

 9日は、東京大空襲に記念のイベントに参加していたので、原発反対集会には参加できなかった。次の日の新聞を見ると、明治公園に1万5000人の人々が集まったと書いてあった。大江健三郎さんや落合恵子さん、鎌田さとしさんなどの写真が出ていた。
朝日新聞と東京新聞を読み比べると、やはり東京新聞の扱いの方が優れている。10日(日)には、市民運動主催の原発反対集会が日比谷野外音楽堂であると聞いていたので、そちらで出かけることにした。花粉症で、外出は厳しいのだが、マスクや帽子をかぶって出かけた。会場に着くと、もう人がいっぱいでは入れませんという綱が張られていた。何とかお願いして、中に入ってみたが、ぎっしりで動きがとれず、また外に出てきてしまった。主催者の挨拶が1時間近く行われていた。外をぶらぶらしていると、赤い旗に見覚えのある字が見えた。「墨田教組」懐かしい字である。旗を持っている人は、委員長の原さんだった。今年で退職だが、最後まで誠実に生きているなと感じながら、旗のところに行った。忙しい年度末だが、懐かしい人が何人か来ていた。一緒に2時間近く国会や。経済産業省、文科省などの周りをデモ行進しながら、国会に向けて歩いて行った。本当に色とりどりの人々の群れである。赤ちゃんを抱いた若いお母さん、杖をつきながら参加する老夫婦。プラカードもまちまちである。こんなに多くの人々が集まってきているのに、福島原発事故を教訓にしないで、再稼働をしようとする勢力が、徐々に増えてきていうことが気になる。円安になり、株価が上がり、経済が明るくなったとマスコミは騒いでいる。東日本大震災が起きて、丸2年たった。福島県は、38万人の人々が家に帰れずに彷徨っている。こういう人々が、元の生活に戻れるまでは、本当の解決にはならない。

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