子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

4月30日(土 )41年前の子どもたち

4月30日(土 )41年前の子どもたち

 本日、1ヶ月前に約束していた小梅小で最初に担任した5・6年担任したときの子どもたちが5人ばかり遊びに来てくれた。この時の子どもたちは、作文教育を徹底的にやった最初の子どもたちである。平和教育を始める、きっかけを作ってくれた子どもたちである。東京大空襲の火の海の中を逃げ回った保護者が何人かおられた。外国へ、兵隊で侵略戦争に参加していた父親もいた。その子どもたちに、夏休みに聞き書きの宿題を出して、全員の文章を文集に載せるということも行った。良くもまあ、みんながんばって書き続けたものである。その時の子ども対の何人かが、私が人工透析になったことを心配して、見舞いを兼ねてわざわざ川口の我が家にまで来てくれたのである。1時間くらい我が家でおしゃべりをして、その後川口駅の飲み屋に出かけて、2時間以上を語り合った。私の妻も、途中からそこに来て、一緒に飲むのを付き合った。席上あの時の作文教育は、やはり大変で合ったと口々に出された。しかし、その大変さは、その後に役に立ったので、それ以上発展ししたものには、ならなかった。その子どもたちも、今は51歳になっていた。保護者の方々も、80歳代になっていた。すでにこの世の人でない人もおられた。

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional