子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

5月19日(木)三権分立否定?

5月19日(木)三権分立否定?

 16日の衆議院の予算委員会。山尾志保里議員が、待機児童や保育士給与問題の積極的審議を首相に求めた。首相は、答弁席に着くなり「ええ、山尾委員はですね、議会の運営といういうことについて、少し勉強していただいた方がいいと思います」とけん制。次に「私は立法府、立法府の長であります」と明言したうえ、「国会は国権の最高機関として誇りを持って、行政府とは別の権威として、どのように審議をして行くか各党各会派で議論している。」と述べた。安倍さんのこの発言は、単なるミスでなく、何か意図を感じると締めくくっている。これで三回目の発言だという。前二回の時には、「あなたは行政府の長」とたしなめられている。「一見、知性が低いような矛盾だらけの発言を、予測不能な奇襲のようにくり返す方法は効果的だ」「大衆は愚かだからだますことが出来、マスコミとは持ちつ持たれつで、コントロールできるという自信。国民がならされれば、日本の政治から憲法秩序が消滅してしまう。」と指摘されている。「国民を守という口実で、、国民の自由をうばう口実で、国民の自由を奪う道具。与党が過半数を維持していれば、、いつでも緊急道具を続けられる。ナチスドイツは、ワイマール憲法の同条項を利用し、独裁を築いた。」度重なる首相の失言の背景には、「改憲」への自信が潜んでいるのであろうか。東京新聞・朝刊5/19(木)「こちら特報部」より、抜粋。

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