子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

6月11日(木)小学校時代の同級生へのメール

6月11日(木)小学校時代の同級生へのメール

K君のこと

 1ヶ月近く前に、小中学校時代の同窓会があった。その折に、何人かの人と話しをかわした。K君と2年ぶりに会った。彼とは、小学校3年生の時と、中学3年生の時に同じくラスであった。良く気が合い、自然と親友関係になった。中学校を卒業したときに、5人くらいで、1泊の卒業旅行に行ったりもした。楽しい思い出として残っている。成績優秀だった彼は、都立の戸山高校へ進学した。大学は、北海道大学に行き、なかなか会う機会はなくなってしまった。就職は、大阪の大きなクスリの会社に就職した。年に1度の年賀葉書が、唯一の交流になった。その彼が、作文のことを話題にしてくれたので、今回発行の本のことを紹介した。あとで、本は送るといって、別れた。やがて、彼からメールがすぐに届いた。孫に読ませたいので、もう1冊「アマゾン」で注文したといううれしい便りであった。その、メールが、次の文章だ。

1.まず、大人の(私の)感想:

 実例や写真、図表が多く、分かりやすい本だと思いました。ただし、小学生には、やや、難しいかなと思いました。むしろ、キチンとした文章が書けない、親や教師たちに読んでもらいたい本だと言う感想です。

2.次に、小学生の反応:

 私どもの4人いる孫の中で上から2番目の、長女の子ども(つくば市の、小さな小学校(全校児童数200名強)に通う4年生の女の子(図書館からいちばんたくさん本を借りて読んでいると言う、女の子))と、今日、会ってお話ししました。少し難しいかなと思ったのですが、私から渡した「作文名人への道」は、すぐに読んでしまい、最近、「つぶやきノート」を自発的に始めたそうです。すごいね。
 小学校4年生でも、「作文名人への道」に反応するのだという、驚きと発見です。この子には、私の妻(ばば)と長女(母親)が、小さいときから童話やお話しの読み語りを聞かせていました。「三つ子の魂百まで」ですね。
 また、発見があれば、お知らせします。

そのメールへの返信をすぐに、次のようにした。
 貴重な感想ありがとうございます。作文の原点が「つぶやき」です。それを、どんどん記録しておくと、やがて、「ひとまとまりの文章」が、自然に書きたくなるのです。日記への接近です。それが出来るようになったら、本物です。あとは、親子日記にするとか、家族日記にするとかしていくと、その効果は、どんどん広がっていきますね。たまには、おじいちゃんがそこに参加していく。そんなことが、出来たら、最高ではないでしょうか。子どもにとって、書く意欲が出てくるのは、自分の書いた文章が、どのように評価されるかと言うことです。私は、42年間そのことを、子どもと一緒にやってきました。つまり、子どもの書いた日記を読み、それに対して、赤ペンを入れて返していく。優れた作品は、全員の前で紹介していく。形として残したければ、プリントにして、印刷してみんなで読み合う。それを、一枚文集として、週に何度か発行してきました。最後に文集として閉じる。我が家の倉庫には、その文集が、たくさん積まれています。今その本のわずかな作品を、ホームページに載せて紹介しております。「えのさん日記」の「低中高学年の作文」です。あとは、たくさんの児童文学書を読むことです。あの本は、小学校4年生以上を意識して、書いています。作文の苦手な子どもは、中学生が読んでも参考になるでしょう。大人の人も、読めば十分参考になるでしょう。「えのさん日記」の6月4日の作品を読んで、お孫さんに紹介して下さい。北海道の小学校1年生が、書いた「おねしょ」という作品です。こんな作品を読んでいくと、作文て楽しいなと、間違いなく作文好きになっていくでしょう。なお、この感想は、出版社の方に、転送させて頂きます。追伸 お孫さんの感想も、直接メールで読みたいと、ご連絡下さい。メル友になりたいですとお伝え下さい。(笑い)

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