子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

6月12日(日)桝添問題で、国民の目をそらす

6月12日(日)桝添問題で、国民の目をそらす

 今や、どこのチャンネルをひねっても「桝添問題」で持ちきりだ。当初簡単に終わると考えた、桝添さん本人と自民党・公明党の桝添推薦をした政府与党の人々。説明すればするほど、愚かな男に見えてきた。都議会の与党である自公の都議会議員の人達にも、きちんと桝添を批判しないと、今度の参議院選挙、はたまた来年の都議会議員選挙にも影響しそうだ。だいたい、今すぐ辞めるべきだと考えている都民の人達が9割以上いる。説明すればするほど、舛添の批判が増えている。しかし、この問題によって、安倍の消費税値上げの再延期もぼかされ、甘利金融前大臣の国会閉会と同時に、復帰宣言が話題にもならずに通り過ぎていく。安倍は、絶対値上げをしますと、2年前に国民の前で、自信たっぷりと宣言したのである。それでもって、国会を解散し、自公の与党は票を伸ばしたのである。その約束を、「新しい事態」と、妙な言葉でもって、値上げの再延期をしてしまった。本来の考えで行けば、解散して、国民に信を問わなければならない。そんな理屈を、適当にぼかし、争点のない選挙が、7月に行われる。そこへ持ってきて、この桝添問題が、いまだに話題騒然となっている。国民の目が、そちらに行っている間に、安保の強行採決沖縄辺野古基地の棚上げ、甘利の復帰、検察庁の甘利に対する不起訴。皆の話題から消えて、今や桝添問題のみが、ヒートアップ。国民よ、騙されるな。いつの間にか選挙が行われ、現状維持になったら、今度は憲法改悪への道である。経済の立て直しだと言っていた前回の安倍は、選挙に勝利すると、あの安保法案を出し、強行採決した。かって小泉自民党の時代にイラク特措法が審議されているときに、白装束集団が急に出てきて、テレビは連日それを放映した。自衛隊の海外派遣が法律によって成立すると、白装束集団の話題は、ぴたっとなくなった。国民は、いつもマスコミの動きに流されて、気がついたときには、たいへんな法律が通ってしまっていたのが、今までのパターンである。ふざけるな、アベノミックスだ。3本の矢は、もうとっくに折れてしまい、経済の復活は無理だとの証明がされたのである。野党の公約も、何かすっきりしない。消費税が安倍によって、5%から、8%になり疲弊してしまったのである。8%から、もとの5%に戻します位のはっきりとした対決姿勢の公約を出せば、皆元に戻す野党への関心が増えるはずだ。何とかしてよ岡田執行部。

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