子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

6月26日(水)CM天気図・朝日新聞の記事から

6月26日(水)CM天気図・朝日新聞の記事から

 今朝の朝日の天野祐吉さんCM天気図の文章は、多くの国民が感じて言うことを代弁している記事だ。
「『3本の矢によって、日本を覆っていた暗く重い空気は一変しました』って、信じられない。兜町と永田町の一角だけで、ぼくの所は何も変わっていない。むしろ、ますます暗くなっているくらいだ。」こんな書き出しから始まり、「そんな暗く重い気分を変えてくれるのは、totoのCMくらいじゃないか。」と展開し、そのtotoのCMに出てくる高校バスケット部の吉田君が、なかなか正選手になれずに補欠のまま終わってしまう。「いつかシュートが決まる日が来る。きてほしいとつい思ってしまうCMだ。」
「でも一瞬明るくなる空気も、柔道連盟の汚れたお金のニュースなんか思うと、またぞろ暗くなってしまう。どうして今の世の中、こうお金の話ばっかりになってしまうんだろう。お金お金お金お金。日本を覆っている暗く重い空気をお金で変えることなんて、本気で考えているのかね。」と結んでいる。
 全く同感である。アベノミックスってなあに?と聞きたい。マスコミは、骨太の何とかと、盛んに宣伝している。国民の圧倒的な人たちは、暗い気分のままなのだ。「税金常識のウソ」・神野直彦著が送られてきて、読み終えた。税金の仕組みを、根本的に変えずに消費税だけを取る仕組みは、日本を沈没船にすると断言している。読み応えのある本であった。さっそく感想を書いて昨日お礼の手紙を出したところである。一読をお勧めする。
 このホームページの「本の紹介」をクリックすると、その感想の文章を載せておいたので、あわせて参考にしてほしい。また、神野直彦をクリックすると、日教組の全国教研集会(茨城県水戸)の時の記念講演が出てくる。そのときの話も、新自由主義に世界中が侵されていることを嘆きながら、「失われた20年」を取り戻せると訴えておられた。こちらも、聞き応えのある講演であった。

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