子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

7月17日(日)参議院選挙の結果の分析

7月17日(日)参議院選挙の結果の分析

なぜ自民党・公明党は、選挙に勝ったのだろうか。

 結論から言えば、投票率が、それほど伸びなかったことだろう。党首討論会が、6チャンネルで1度だけ行われただけで、あとは放送されなかった。安倍総理の日程が会わなかったという理由で、調整が付かないという理由らしい。衛星中継も出来る時代である。同じ場所に、全員そろわなくても、いくらでも出来たはずである。この投票日までの3週間以上、テレビ番組は、何が放送されたか。歌番組か、お笑い番組で埋められた気がする。見事に、参議院選挙に、関心を持たせないように仕組まれたと、考えざるを得ない。

都知事問題のやり過ぎ放送

 桝添と知事問題は、毎日のように、どこのチャンネルをひねっても放送された。お笑い番組の中にさえ、組み込まれて放送されていた。参議院選挙が始まっても、その番組を流し続けた。桝添が退陣すると、今度は、誰が都知事になるかと、競馬の予想屋ごときに放送続けた。参議院選挙は、自然と薄まっていった。これで、参議院選挙は、関心が薄れていった。

新聞テレビの責任

 新聞は、アンケートで、当確予想を発信続けた。自公3分の2に迫る。毎回思うのだが、アナウンス効果である。有権者を誘導する、このような調査は、やめてほしい。
 選挙が終わってから、争点不足であるとか色々書いている。それを誘導したのは、テレビ、新聞などのマスコミである。投票率を上げるのならば、毎日のように参議院選挙への関心を持たせる放送が行われるべきである。党首討論会を、もっとやるべきなのである。やればやるほど、色々な問題が明らかになる。とくに自民党にとっては、不利になるので、避けたのである。今までは、投票日前日に、NHKは、必ず党首討論会を開いていた。しかし、各党党首の遊説先での演説のみを放送するだけだった。

歌番組かお笑い番組・愚民政策

 この3週間お笑いや歌番組だけなの?と疑問を持っていた。なぜ党首討論会を開かないのかと、ずっと苦々しく思っていた。これでは、選挙への関心は、薄まるばかりである。投票率が下がると、公明党や共産党などは、特にとくになると言われている。なんと言っても、自民党の支持者や現状維持は、黙っていても投票に行く。関心がなければ、投票にも行かない。案の定、4割以上の人は、投票に行っていない。行かない人の色々な理由があろう。しかし、本当に関心があれば、期日前投票だってあるのに。憲法改悪問題は、一切意図的に触れないようにしていた。しかし、3分の2を勝ち取った自民党は、さっそく改正問題に手を付け始めようとしている。自民党の憲法改正の案を、どれほどの人が読んでいるのであろうか。基本的人権や国民主権を亡くすようなことが貫かれている。事実、安倍総理や何人かの閣僚経験者が憲法改正を主張する集会で、大変なことを演説しているので、見てほしい。埼玉の川口出身の、新藤元大臣などは、武力を持って、戦争を仕掛けるような話をしている。

娘の担任からのメール

 娘の元担任であった、貝田先生から次のようなメールをいただいた。

ご存じですか、この恐ろしい動画を。

≪憲法改正誓いの儀式≫

 自民党の中枢を牛耳る面々の恐ろしき式典の全貌が今明らかに!自民を絶対に勝たせてはいけない!https://www.youtube.com/watch?v=h9x2n5CKhn8&feature=youtu.be
 『国民主権、基本的人権、平和主義を削除しよう ...』これが、改憲自民の本当のホンネです。削除される恐れがあるので、できるだけ早く拡散してくださいませんか。
 元法務大臣 長勢甚遠 「国民主権、基本的人権、平和主義、この三つをなくさなければ本当の自主憲法にはならない」その他の発言>元内閣総理大臣補佐官 礒崎陽輔 「戦争はできるんです(要約)」>元総務副会長 新藤義孝 「ならば、今奪われている領土を取り戻しましょうよ!

北方領土、竹島、主張するだけじゃなくて行動しなければいけないと思います。>さらには、尖閣。使っていきましょうよ!軍事利用しましょう!」>政務調査会長 稲田朋美「国防軍を創設する、そんな憲法草案を提出いたしました。/>…血を流さなければ国を護ることなんてできないんです!」>内閣総理大臣補佐官 衛藤晟一「いよいよ、ほんとに憲法を変えられる時がきた。」>外務副大臣 城内実「日本にとって一番大事なのは、皇室であり、国体であると思って>おります。」>参議院議員 西田昌司「国民には国防の義務がある(要約)」

元文科大臣 下村博文「私たち自民党は、大学入学前に自衛隊等の体験を義務化したいと思います(要約)」
 恐ろしく思いながら、この動画を見た。この動画を見ていれば、多くの若者も、目覚めて投票に行ったのではないだろうか。

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