子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

9月8日(金)  山形の研究会のまとめ その2

9月8日(金)  山形の研究会のまとめ その2

 皆様方にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃より、国分一太郎「教育」と「文学」研究会の活動にご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
現在、紀要6号は編集がほぼ終わり、会員・会友のみなさまには秋の池袋での学習会案内と合わせて発送の予定です。山田ときさんの追悼のページも予定しています。
さらに「前を行く」ということで、「紀要7号」の原稿の投稿を会員・会友のみなさまにお願いします。
「研究論文」だけでなく、「会員の窓」、あるいは後輩へのアドバイスというようなことなど、冊子を通しての「交流」の場にもしたいと考えております。また、日々の実践にとりくまれている方々の記録を発表できる機会ともしたいと思います。
どうぞお気軽に投稿してくださいますようお願い申し上げます。

原稿をお寄せください

― 『国分一太郎「教育」と「文学」研究』
紀要(第7号)原稿募集 ―

1 受付期間  2018(平成30)年5月30日
(消印有効)
2 内容   「研究論文」「資料紹介」「小説」
「実践の記録」「書評」「随筆」
「短歌」
3 送付場所
〒332―0023 埼玉県川口市飯塚1-12-3
国分一太郎「教育」と「文学」研究会(事務局) 榎本 豊(宛) 電話 FAX 048-256-1559
4 送付部数  打ち出し原稿3部を準備し、フロピーを添えてください。
その際、フロピーにソフト名を書き添えてください。
(例「一太郎2010」)
メールで送る場合は、sadayuki@mrh.biglobe.ne.jp 
にお送りください。
5 掲載費用  無料
6 書式 400字原稿用紙 約40枚分
1ページ当たりの字数・行数は次の通りです。
(1)横書き 23字×46行×2段×8ページ(1ページ2116字)
(2)縦書き 33字×30行×2段×8ページ(1ページ1980字)
・書式は「研究論文」の場合です。詳細は問い合わせて下さい。
7 発行予定  2018(平成30)年7月
8 付記    
(1)引用文献、参考文献は原稿末尾に「注」で明記してください。図表は本文の中に含めて計算し、本文の中に該当箇所を明示してください。
(2)原稿末尾に所属を( )内に表示し、行をかえて原稿発送年月日を明記してください。
(3)原稿は返却いたしませんので、ひかえを保存しておいてください。
(4)掲載させていただいた方には、1部贈呈いたします。
*研究紀要1~5号を、600円(送料込み)で頒布しております。ご希望の方は、事務局までご連絡下さい。

画文集『昭和の記録』購入のお願い!事務局 榎本豊

 国分さんが亡くなった1985年の年に、NHK東北アワーが放送された。
タイトルは、『昔・村の子は…』~50年前 こども文集の世界~という題で、放映された。
 画面いっぱいに50年前の子どもたちが描いた農村の生活が、描かれている。その絵と同時に、子どもたちが綴った綴り方が読み上げられた。これらの絵や綴り方を指導した二人の教師がいた。絵の指導をしたのは、佐藤文利先生、綴方は国分一太郎先生であった。やがて画面に、当時60才になった国分さんの最後の教え子の『もんぺの弟』達が、自分の描いた『想画』を持ちながら、その想画の説明を一言ずつ話していった。どの絵も、画面いっぱいに昭和初期の長瀞のくらしが描かれていた。
最後の教え子というのは、この子どもたちを担任していたときに、治安維持法違反の疑いで、警察に逮捕されたのであった。厳しい取り調べの後に、教職の道はそれ以後断たれてしまった。

世界記憶遺産に

 国分さんが亡くなってから32年目の今年、新たな企画が持ち込まれた。
 国分一太郎さんのふるさと、山形県東根市の「長瀞小学校想画を語る会」が中心になって作成された長瀞小学校画文集のチラシが送られてきた。
地元では、このすばらしい絵や綴り方を、世界記憶遺産に応募しようという動きもある。その前に、画文集を作り、地域の人々の記憶に蘇らせて、多くの人々の支持のもとに『記憶遺産』に立候補しようという動きがあるようだ。プリントの中身を読むと、地元の人たちの熱意が伝わってくる。
 国分一太郎さんのふるさと山形県東根市で、『想画』『綴方』画文集の発行をすることになった。 『想画』とは、昭和初期の美術教育の中で、生活を題材とした『生活画』を指し、昭和2年に赴任した国分一太郎の指導のもとに『綴方教育』と共に長瀞小学校に花開いた教育実践です。
最盛期にあたる昭和8年には、全国各種児童画展で100点を超す入賞作品を出し、島根県馬木小学校、三重県早修小学校とともに想画教育日本三大校の一つとして全国に名をとどろかせた。
現在900点に及ぶ当時の作品が、東根市有形文化財に指定され国分さんが勤めた長瀞小学校に大切に保存されている。

100万円の資金達成
 本を発行するには、ある程度の資金が必要になる。アイディア豊富なのだが、資金が足りない。そこで、全国の皆さんに、この趣旨を理解していただき、カンパを募ることになった。
このような形でスタートし、今回の研究会の最中に、目標の100万円に達した。今回の資金集金の方法は、若干わかりづらい人がいたらしく、メールでやったが、途中で断念した方が結構いたようだ。それはそれで、何が問題であったのかは、あとで反省したい。   
何はともあれ、100万円達成し、「画文集」の編集がはじまっている。
長瀞小の「生活綴方と想画」の世界記憶遺産へのご協力のためにも、「画文集」の値段は、2,000円の予定だが、希望の方には、郵送代込み、2,000円で発送する。大勢の人に読んでいただいて、「生活綴方と想画」の世界記憶遺産へと言う壮大な夢に近づけたいので、是非、購入をお願いしたい。
ご希望の方は、事務局へ連絡下されば、「画文集」が出来次第すぐに発送する。
問い合わせ・購入申し込み先
国分一太郎「教育」と「文学」研究会(事務局) 榎本 豊(宛)
電話・FAX 0482-56-1559
yutaka-e@jcom.zaq.ne.jp

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